びびなび : デュッセルドルフ : (ドイツ) Dusseldorf

●　「日系企業を狙った詐欺」「アパートの斡旋を装った詐欺」「DHLを装った詐欺」などが発生しています。
●　新型コロナウイルスによる規制が撤廃されて以降、邦人が街頭でスリや置き引きの被害に遭う事例が増えていますが、これら街頭犯罪とならんで、電話やインターネットを使用した様々な詐欺事件も発生しておりますので、ご注意ください。

●　当館に最近在留邦人の方から寄せられた具体的な詐欺の手口は以下のとおりです。
１、日系企業を狙った詐欺
日本の本社の社長を名乗る者から電話があり、応対した当地日系企業の社員が送金に関する手順や送金権者等の情報を話した。その後、電話を受けた別の社員が不審に思って確認し、詐欺事件であることが判明した。
２、アパートの斡旋を装った詐欺
ネット上の交流サイトにデュッセルドルフ市内にアパートを探している旨書き込んだところ、すぐに返信があった。相手はデュッセルドルフ市内に複数の不動産を持つ邦人とのことで、親切に様々な情報を提示してくれることから信頼し、契約することとした。アパートの敷金として数千ユーロを振り込むよう求められたため振り込んだ。その後相手と連絡がとれなくなり、アパートの住所として知らされていた場所に後日行ってみたものの、そこにアパートはなかった。
３、DHLを装った詐欺
携帯電話に「DHL」を騙るショートメッセージ（SMS）がドイツ語で届き、手数料として数ユーロの支払いを求められた。SMSに記載のURLから手数料を支払うべくカード情報を入力しようとしたが、途中から不審に思いDHLの公式ホームページを確認したところ詐欺の手口として紹介されていたために入力を中止し、被害を免れた。
●こうした詐欺の手口は、いずれも、「一人で対応しない」「すぐに対応しない」「別の方法で確認する（いったん電話を切って本社に電話をしてみる。相手から客観的に信頼できる第三者を紹介してもらう（取引のある不動産会社等）。送られてきたSMSやメールに記載のURLではなく公式ホームページを確認してみる。など）」ことで見やぶることができます。
●　万一詐欺の被害に遭ってしまった場合は、至急警察に被害を申告してください。
●　邦人を狙った詐欺事件が発生してることをご家族や企業内で周知していただき、被害に遭わないようご注意ください。

【参考】安全の手引き　※「詐欺・金銭トラブル」（P14）をご参照ください。
https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100294519.pdf

【連絡先】
在デュッセルドルフ日本国総領事館
住　所：Breite Str.27 40213 Duesseldorf
電　話：0211 1648220
ＦＡＸ：0211 357650
メール：konsul@ds.mofa.go.jp

海外渡航や在留の際に、緊急事態が発生した場合、外務省からは随時情報を提供いたします。緊急事態の発生に際しては、「たびレジ」や在留届等であらかじめメールアドレスを登録いただいた方には、一斉メールにより、情勢と注意事項をお伝えしています。
■外務省海外旅行登録「たびレジ」（３ヶ月未満の渡航の方）
　　https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#
■在留届（３ヶ月以上滞在される方）
　　http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
■スマートフォン用「海外安全アプリ」
　　http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のＵＲＬから停止手続きをお願い致します。
　　https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete